さくらびと
根尾の淡墨さくらを見に行ってきました。
この時三春の滝さくらを、そしてこの時には山高神代さくらを見に出かけていますので、今回淡墨さくらを見てきて、日本3大名桜制覇です。
根尾の淡墨桜は、樹齢およそ1500年と推定される彼岸桜で、つぼみは赤く花は白、散りぎわには薄墨を流したようにと、その花色を変えるのだそう。
桜を愛された宇野千代さんも、「薄墨の桜」でこの桜をお書きになっていますね。
私が淡墨桜に会いに行ったのは、4月4日。気温も上がり風もない穏やかな花曇りの夕暮れです。
多くの人が訪れるので桜に続く山道が大変こみ合うことでも有名なので、あえて土日を避けたこの時間を選んで出かけました。
見物帰りの車や観光バスと次々とすれ違いながら、私たちの車は順調に進み、根尾の山里へ着きました。
車をとめて屋台の並ぶ坂道を登ると、添木に支えられながらも満開の白い花をつけた目当ての桜がそこにありました。
花の囲いを一周して老木の姿を360度の位置から眺めてから、写真に収めました。
ごつごつした節や大きな瘤には手当ての後が目立って痛々しさを感じますが、花の形は小さく可憐です。
周りでは夕暮れに浮かぶ白い花を写す年季の入ったらしいカメラマンさんたちが、熱心にシャッターを押したり、又しばらく花を眺めたりを繰り返しています。
お隣にいらした、大きなレンズをつけたカメラで撮影中の方に、思い切って、「お使いのような大きなレンズでは、どんな風に見えるのですか?」と、お聞きしてみると、見やすい構図に設定しなおしピントを合わせてファインダーをのぞかせてくださいました。
「わぁっ!きれい・・・」
ファインダーの中には、直接見たのと同じような景色が鮮明な画像で切り取られていました。
そこから、4人連れのカメラマンさんたちとお話が弾んで桜の話をあれこれと聞かせていただきましたが、みなさんは其の後、ライトアップされるなんとか桜(忘れた)と水を張った水田に映りこむ姿の美しい苗代桜を写しにライトアップの終了する9時半まで、もう2箇所の桜とお付き合いされるのだそうでした。
本当に桜の好きな人って多いですね。
桜人(さくらびと)の国。
夜、長良川温泉のお宿でマッサージに来てくださった方にお聞きすると、昨日、一昨日はひどい風が吹いていて寒く、お花見どころではなかったそうで、丁度満開になった良い日にいらしたね~とのことでした。
ラッキーでした。「下調べのプロ」(?)で、ジャストなタイミングで急遽岐阜行きを計画してくれた相方に感謝。
マッサージの方に、「薄墨を流したようなっていうのは本当なんですか?」とお聞きすると、「本当ですよ。散り際には本当に薄い墨の色になります。」
「それって、きれいなんですか?」
「・・・きたないです。」
しばし唖然の後、「あはははは・・・・」
こういうのが楽しいんです。
この時三春の滝さくらを、そしてこの時には山高神代さくらを見に出かけていますので、今回淡墨さくらを見てきて、日本3大名桜制覇です。
根尾の淡墨桜は、樹齢およそ1500年と推定される彼岸桜で、つぼみは赤く花は白、散りぎわには薄墨を流したようにと、その花色を変えるのだそう。
桜を愛された宇野千代さんも、「薄墨の桜」でこの桜をお書きになっていますね。
私が淡墨桜に会いに行ったのは、4月4日。気温も上がり風もない穏やかな花曇りの夕暮れです。
多くの人が訪れるので桜に続く山道が大変こみ合うことでも有名なので、あえて土日を避けたこの時間を選んで出かけました。
見物帰りの車や観光バスと次々とすれ違いながら、私たちの車は順調に進み、根尾の山里へ着きました。
車をとめて屋台の並ぶ坂道を登ると、添木に支えられながらも満開の白い花をつけた目当ての桜がそこにありました。
花の囲いを一周して老木の姿を360度の位置から眺めてから、写真に収めました。
ごつごつした節や大きな瘤には手当ての後が目立って痛々しさを感じますが、花の形は小さく可憐です。
周りでは夕暮れに浮かぶ白い花を写す年季の入ったらしいカメラマンさんたちが、熱心にシャッターを押したり、又しばらく花を眺めたりを繰り返しています。
お隣にいらした、大きなレンズをつけたカメラで撮影中の方に、思い切って、「お使いのような大きなレンズでは、どんな風に見えるのですか?」と、お聞きしてみると、見やすい構図に設定しなおしピントを合わせてファインダーをのぞかせてくださいました。
「わぁっ!きれい・・・」
ファインダーの中には、直接見たのと同じような景色が鮮明な画像で切り取られていました。
そこから、4人連れのカメラマンさんたちとお話が弾んで桜の話をあれこれと聞かせていただきましたが、みなさんは其の後、ライトアップされるなんとか桜(忘れた)と水を張った水田に映りこむ姿の美しい苗代桜を写しにライトアップの終了する9時半まで、もう2箇所の桜とお付き合いされるのだそうでした。
本当に桜の好きな人って多いですね。
桜人(さくらびと)の国。
夜、長良川温泉のお宿でマッサージに来てくださった方にお聞きすると、昨日、一昨日はひどい風が吹いていて寒く、お花見どころではなかったそうで、丁度満開になった良い日にいらしたね~とのことでした。
ラッキーでした。「下調べのプロ」(?)で、ジャストなタイミングで急遽岐阜行きを計画してくれた相方に感謝。
マッサージの方に、「薄墨を流したようなっていうのは本当なんですか?」とお聞きすると、「本当ですよ。散り際には本当に薄い墨の色になります。」
「それって、きれいなんですか?」
「・・・きたないです。」
しばし唖然の後、「あはははは・・・・」
こういうのが楽しいんです。
by junko73oz
| 2009-04-05 09:36
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