東へ西へ~♪
初めてここにきたとき、国内旅行では見ることの無かった亜熱帯を象徴する風景に感動を覚えました。
沖縄は東京から約1600km離れています。
最近は本州も亜熱帯のような気候になりつつありますが、沖縄は正真正銘のモンスーンの島です。
慶佐次川の汽水域の両岸は豊かなマングローブの林で、ずっと奥まで続いています。
川をさかのぼっていくと、岸辺の干潟にはシオマネキやトビハゼそれからヤシガニなどが
生息している様子をあちこちで見ることができます。
初めてきたころには、小さな干潟には赤や黄色の大きなはさみを振りかざしたシオマネキが
数え切れないくらいいましたが、最近はとても少なくなってしまいました。
保護の為、かつてはそっと下りていってシオマネキやミナミトビハゼをまじかに観察できた、木道から干潟に下りる階段は何年か前に閉じられました。
ここではオヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギの3種のヒルギを見ることができますが
この赤い花(赤いのはがくの色で別名をアカバナヒルギといいます。)をつけるのはオヒルギで、
花から伸びた芽(胎生種子)がやわらかい湿った土の上に垂直に落ちて上手く刺さると
そこで根を張る仕組み。
うっぱまビーチに行きたかったのですが、場所を忘れてしまって行けず。
いつも相方任せでまったく覚えようとしていなかったことを反省。
万一私が後に生き残ったら一人で沖縄通いしなくてはいけなくなるので、
これからはしっかり土地勘を鍛えなくては。^^; アア、カンガエタダケデ・・・
お昼は沖縄そばと決めていましたが、中村そばとか岸本食堂とかの知っているところではなく
前から一寸気になっていた「大家」(うふやー)へ行ってみることにしました。
沖縄ではまったく当たり前のことなのですが、こんなところにあるのかなぁ?と思うようなところに
素晴しい沖縄古民家の集落がありました。
いたるところに水の流れがあり、うっそうとしたブロッコリーの森に包まれた
とてもいいロケーションです。
普通に美味しい沖縄そばを頂いて
エネルギーチャージ!!
いっきに読谷村まで戻って、目指したのは壱岐幸二さんの工房「壱」
細い急な坂道をぐんぐん登っていって小高い山の上に海を見下ろす瀟洒なたたずまいの真新しい建物。
「ええなぁ~~」なロケーションです。
お店番をしていらした奥様とあれこれとおしゃべりしながら品定め。
ギャラリーの窓から見えるきれいな海がうらやましくて、
いいなぁ~いいなぁ~、私も沖縄に住みたいなぁと連発してしまいました。
最初は戸惑うことも有ったけれど、今ではとても気に入った住処とおっしゃっていました。
ちなみに壱岐さんは
ご夫婦ともに沖縄出身ではなく、幸二さんは京都生まれだそう。
1990年沖縄県立芸術大学卒業
1991年同大学研究生終了
1991年1991年から1996年まで読谷山焼 大嶺實清師事
大嶺實清さんが以前開いて見せてくださった沖縄やちむんの写真図鑑と同じものを
こちらでも見せていただきました。
大嶺窯の器に施された唐草の絵付けに雰囲気の似た壱岐さんの器の絵付けからも、
師弟関係がうかがわれます。
帰りがけに下の工房の棚に並べられた作品を見て、Tちゃんが「私、あれが欲しい。」と。
そこで中に入っていって壱岐さんにこれはもう完成していますか?とお聞きすると、
「後はつるをつけるだけなのでよければもう一度上に上がってください、用意しますから。」
ということになって、またギャラリーに戻っておしゃべり。
作家さんの工房めぐりは、これが楽しいんです。
「このデザインは出西窯のものとよく似ていますね」とお聞きすると、
「このデザインはもともと沖縄にあったもので、民芸運動を通じて伝わったものです」と教えて頂きました。
次はやちむんの里へ。
ギャラリー囍屋の入り口脇にはいつも大嶺實清さんのシーサーが。
前回は瑠璃色でしたが、今回はクロ。どちらのシーサーもキュートです。
沖縄の陶芸の重鎮、大嶺實清さんはとっても粋でお洒落で愛妻家の気さくな方です。
「薬草茶を淹れてあげましょうね。」とご自分でお茶を入れてくださったり
「コーヒーを淹れてあげなさい。」とお手伝いの方に言ってくださったり
ギャラリーに伺うと、いつもおもてなしをしてくださいます。
そして時間の許す限り、沖縄の焼き物のお話を美術図鑑を開いてあれこれお話してくださいます。
今回は翌日から登り窯に火を入れるというタイミングで、土がついたシャツで一寸一休み
ギャラリーに戻ってこられました。
コーヒーをご馳走してくださり、お仕事のお客様とお話の途中に
時々私たちにも話しかけてこられます。
「どこから来られました?」「東京です。」
「はじめて来られましたか?」「もう、なんどもお邪魔しています。」
「ほう、あなたは東京のファッションじゃありませんなぁ。」「いなかっぽいですか?」
私の服装は、先生もお好きなアメリカのカントリースタイル(RL)ですよ~♪ 笑
そんなこんなでのんびり遊ばせていただいていると、
「そこにある私の茶碗から好きなのをお選びなさい。プレゼントしますよ。」
何時ものことですが、太っ腹です。
しっかり選んで、頂戴してきました。
そしてやはり先生の作品を一つだけ購入。どちらも、すごくいいです。
山田真萬さんのギャラリーもちょこっと見学させていただいて、、
いったんホテルに戻って一休み。
ホテルのティールームで午後のティータイムです。
エネルギーチャージ!あれっ?2回目かなぁ・・・燃費悪し。笑
そして夕食の予約を取り付けて、那覇へ向かってゴー~♪
沖縄は東京から約1600km離れています。
最近は本州も亜熱帯のような気候になりつつありますが、沖縄は正真正銘のモンスーンの島です。
慶佐次川の汽水域の両岸は豊かなマングローブの林で、ずっと奥まで続いています。
川をさかのぼっていくと、岸辺の干潟にはシオマネキやトビハゼそれからヤシガニなどが
生息している様子をあちこちで見ることができます。
初めてきたころには、小さな干潟には赤や黄色の大きなはさみを振りかざしたシオマネキが
数え切れないくらいいましたが、最近はとても少なくなってしまいました。
保護の為、かつてはそっと下りていってシオマネキやミナミトビハゼをまじかに観察できた、木道から干潟に下りる階段は何年か前に閉じられました。
ここではオヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギの3種のヒルギを見ることができますが
この赤い花(赤いのはがくの色で別名をアカバナヒルギといいます。)をつけるのはオヒルギで、
花から伸びた芽(胎生種子)がやわらかい湿った土の上に垂直に落ちて上手く刺さると
そこで根を張る仕組み。
うっぱまビーチに行きたかったのですが、場所を忘れてしまって行けず。
いつも相方任せでまったく覚えようとしていなかったことを反省。
万一私が後に生き残ったら一人で沖縄通いしなくてはいけなくなるので、
これからはしっかり土地勘を鍛えなくては。^^; アア、カンガエタダケデ・・・
お昼は沖縄そばと決めていましたが、中村そばとか岸本食堂とかの知っているところではなく
前から一寸気になっていた「大家」(うふやー)へ行ってみることにしました。
沖縄ではまったく当たり前のことなのですが、こんなところにあるのかなぁ?と思うようなところに
素晴しい沖縄古民家の集落がありました。
いたるところに水の流れがあり、うっそうとしたブロッコリーの森に包まれた
とてもいいロケーションです。
普通に美味しい沖縄そばを頂いて
エネルギーチャージ!!
いっきに読谷村まで戻って、目指したのは壱岐幸二さんの工房「壱」
細い急な坂道をぐんぐん登っていって小高い山の上に海を見下ろす瀟洒なたたずまいの真新しい建物。
「ええなぁ~~」なロケーションです。
お店番をしていらした奥様とあれこれとおしゃべりしながら品定め。
ギャラリーの窓から見えるきれいな海がうらやましくて、
いいなぁ~いいなぁ~、私も沖縄に住みたいなぁと連発してしまいました。
最初は戸惑うことも有ったけれど、今ではとても気に入った住処とおっしゃっていました。
ちなみに壱岐さんは
ご夫婦ともに沖縄出身ではなく、幸二さんは京都生まれだそう。
1990年沖縄県立芸術大学卒業
1991年同大学研究生終了
1991年1991年から1996年まで読谷山焼 大嶺實清師事
大嶺實清さんが以前開いて見せてくださった沖縄やちむんの写真図鑑と同じものを
こちらでも見せていただきました。
大嶺窯の器に施された唐草の絵付けに雰囲気の似た壱岐さんの器の絵付けからも、
師弟関係がうかがわれます。
帰りがけに下の工房の棚に並べられた作品を見て、Tちゃんが「私、あれが欲しい。」と。
そこで中に入っていって壱岐さんにこれはもう完成していますか?とお聞きすると、
「後はつるをつけるだけなのでよければもう一度上に上がってください、用意しますから。」
ということになって、またギャラリーに戻っておしゃべり。
作家さんの工房めぐりは、これが楽しいんです。
「このデザインは出西窯のものとよく似ていますね」とお聞きすると、
「このデザインはもともと沖縄にあったもので、民芸運動を通じて伝わったものです」と教えて頂きました。
次はやちむんの里へ。
ギャラリー囍屋の入り口脇にはいつも大嶺實清さんのシーサーが。
前回は瑠璃色でしたが、今回はクロ。どちらのシーサーもキュートです。
沖縄の陶芸の重鎮、大嶺實清さんはとっても粋でお洒落で愛妻家の気さくな方です。
「薬草茶を淹れてあげましょうね。」とご自分でお茶を入れてくださったり
「コーヒーを淹れてあげなさい。」とお手伝いの方に言ってくださったり
ギャラリーに伺うと、いつもおもてなしをしてくださいます。
そして時間の許す限り、沖縄の焼き物のお話を美術図鑑を開いてあれこれお話してくださいます。
今回は翌日から登り窯に火を入れるというタイミングで、土がついたシャツで一寸一休み
ギャラリーに戻ってこられました。
コーヒーをご馳走してくださり、お仕事のお客様とお話の途中に
時々私たちにも話しかけてこられます。
「どこから来られました?」「東京です。」
「はじめて来られましたか?」「もう、なんどもお邪魔しています。」
「ほう、あなたは東京のファッションじゃありませんなぁ。」「いなかっぽいですか?」
私の服装は、先生もお好きなアメリカのカントリースタイル(RL)ですよ~♪ 笑
そんなこんなでのんびり遊ばせていただいていると、
「そこにある私の茶碗から好きなのをお選びなさい。プレゼントしますよ。」
何時ものことですが、太っ腹です。
しっかり選んで、頂戴してきました。
そしてやはり先生の作品を一つだけ購入。どちらも、すごくいいです。
山田真萬さんのギャラリーもちょこっと見学させていただいて、、
いったんホテルに戻って一休み。
ホテルのティールームで午後のティータイムです。
エネルギーチャージ!あれっ?2回目かなぁ・・・燃費悪し。笑
そして夕食の予約を取り付けて、那覇へ向かってゴー~♪
by junko73oz
| 2012-04-07 03:29
| 12・春・沖縄で・・・
インディアンカントリーへ
by junko73oz
S | M | T | W | T | F | S |
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 |
カテゴリ
全体インディアンとカウボーイ
ウチナーンチュ
陶芸睦月
いづみ先生のお料理教室
れいこ先生のLove Letter
hand made
eat
ひるめし前
くらし
あっちこっち
tableware
クリスマス
きのこの山 (1~5)
06・晩夏・上高地で・・・
06・冬・沖縄で・・・
07・春・タイで・・・
07・春・京都で・・・
07・夏・八重山で・・・
07・晩秋・沖縄で・・・
08・春・沖縄で・・・
08・夏・サンタフェで・・・
08・冬・金沢で・・・
09・夏・サウスウエストで・・・
09・秋・ベトナムで・・・
10・春・北東北で・・・
10・春・陶器市で・・・
10・夏・信州で・・・
10・冬・フランスで・・・
11・春・京都と山陰で・・・
11・初夏・信州で・・・
11・夏・沖縄で・・・
11・秋・デンマークとフランスで
12・春・沖縄で・・・
12・夏・沖縄で・・・
12・晩秋・USA東海岸で・・・
未分類
以前の記事
2019年 03月2014年 07月
2013年 12月
2013年 10月
2013年 06月
more...
お気に入りブログ
ナギヲWorkscoruha*のへそ
stew stew st...
イギリスからヒトリゴト
立呑屋
陶芸 睦月
きままなクラウディア
ガラス工房 橙
ひびこれ・Hibikor...
工房 「一閑」 気まま通信
ナイル商会
ヒマでも食べる
Canvas cooki...
水色の雨
ミルクムーン
ココロ写真
散歩のように旅
食卓の風・・・
裏sanpon
パリ近郊のカントリーライフ
ハレクラニな毎日Ⅱ
Azumi'sDiary
☆スターフルーツの木の下で☆
ありがとう 人生!~me...
Souvenir~散歩写...
KazのNY庭生活 2
Le Perline ビ...
絵手紙 with 都々逸
イギリスのティーウエアー...
施基彩々
nice!nice!nice!
ゆうゆう時間
リキシャで日本一周(写真...
クールドミール
パン教室 SpazioF...
MELLOW STUFF
MONO STYLE +
針仕事職人の気ままな仕事場
peddyのくまちゃん ...
Vie tranquille
jeudi 日々の暮らし
天までとどけ♪この暮らしっぷり
Butterfly Life
匙屋 + sajiya ...
レンガの小径
LIVINGから
littleones -...
もしもし、聞いてください
鏡花水月