カテゴリ:12・春・沖縄で・・・( 6 )

琉球料理 美栄

その時は、山本彩香さんがお店を閉められると思っていたので、
どこか彩香さんのお店に変わる落着いた沖縄の食事どころを見つけたいと思い
沖縄2日目の夕食は、以前から気になっていた「琉球料理 美栄」に。
ホテルから一応予約を取って、すぐに出かけて行きました。

久茂地のビルの間にひっそりたたずむ赤瓦の二階建ての古民家が「琉球料理 美栄」でした。
なかなか趣のある建物で、かなりいい感じ。こんな雰囲気は大好き。期待が膨らみます。
通していただいたのは椅子席でした。よかったぁ。
何しろ正座がきびしい残念な体型になっておりますもので。

f0012154_20415266.jpg


最初のお料理です。
甘く煮たしいたけと何かが和えてあり、えもいわれぬ珍味。
美味しくっておかわりしたいくらいでした。

f0012154_20421429.jpg


ポーポー
さすが料亭の味。
ほのかな甘さの品の良い肉味噌が、きれいに焼きあがった生地にきちっと巻き込まれています。
かすかにしょうがの風味がして、食欲をそそる味わいです。

f0012154_20423286.jpg

なかみの吸い物
素晴しい!!豚の胃袋と腸をここまでに仕上げる手間ひまに感動しました。
あっさりとしているけれど味わいは深く、かつおの出汁と肉のうまみをあわせたお澄ましに
完璧に処理された中身が入っているだけの見た目にはそっけないほどシンプル、
口にすれば絶妙な忘れられない味の逸品。

f0012154_20424475.jpg

芋くずアンダギー

f0012154_20425513.jpg


ミヌダル
田芋のからあげと黄色い島にんじんが添えられています。

f0012154_204374.jpg


らふてぃー

f0012154_20431634.jpg


花イカ、昆布巻盛り合わせ | カマボコ盛り合わせ
f0012154_20432517.jpg


耳皮さしみ
中身汁同様に手間ひまかけた下処理で、あっさり口当たり良くコラーゲンたっぷり。

f0012154_20433441.jpg


昆布イリチ
美しい包丁さばきにうっとり。つるつる、ぬるぬるの昆布をこの状態に仕上げる腕前に尊敬の念。

f0012154_20434344.jpg


豚飯じゅうしい

f0012154_20435429.jpg


デザート(黒糖寒天)

f0012154_2044673.jpg


ホテルを出る直前にスウィーツを頂いていたので、「一番少ない品数のコースをお願いします。」
という感じで食事が始まりましたが、一品、二品頂くうちにこちらでいただけるすべてのお料理を
心行くまで味わってみたい欲望に駆られ、途中でコース変更していただきました。
もちろん全部のせコースです。^^v

食事が終わると厨房から板前さんが挨拶にみえて、あれこれお料理のお話を。
最初のしいたけの小皿は実は初出しのメニューで、しいたけと和えているのは豆腐ようだそう。
いかがでしたでしょうか?と感想を尋ねる板前さんは、誠実な人柄のにじみ出たハンサムウーマン。
美栄の板前さんは、きりっとした沖縄女性でした。

山本彩香さんのお店がなくなると思っていたら、継続のうれしいニュース。
美栄さんのお料理も素晴しいので、今後沖縄旅行がますます充実することは間違いないのです。

あぁ、西表島の「はてるま」吉本ナナ子さんのお料理もたまりませんのよ。
沖縄の料理界はすべて女性の手にゆだねられているようです。

f0012154_20441660.jpg


次にここを通るのは何時のことでしょう。
まったくあてはありませんが、とても楽しみにしていますから~。
by junko73oz | 2012-04-10 05:00 | 12・春・沖縄で・・・

東へ西へ~♪

初めてここにきたとき、国内旅行では見ることの無かった亜熱帯を象徴する風景に感動を覚えました。
沖縄は東京から約1600km離れています。
最近は本州も亜熱帯のような気候になりつつありますが、沖縄は正真正銘のモンスーンの島です。
慶佐次川の汽水域の両岸は豊かなマングローブの林で、ずっと奥まで続いています。

川をさかのぼっていくと、岸辺の干潟にはシオマネキやトビハゼそれからヤシガニなどが
生息している様子をあちこちで見ることができます。
初めてきたころには、小さな干潟には赤や黄色の大きなはさみを振りかざしたシオマネキが
数え切れないくらいいましたが、最近はとても少なくなってしまいました。
保護の為、かつてはそっと下りていってシオマネキやミナミトビハゼをまじかに観察できた、木道から干潟に下りる階段は何年か前に閉じられました。

f0012154_12161096.jpg


ここではオヒルギ・メヒルギ・ヤエヤマヒルギの3種のヒルギを見ることができますが
この赤い花(赤いのはがくの色で別名をアカバナヒルギといいます。)をつけるのはオヒルギで、
花から伸びた芽(胎生種子)がやわらかい湿った土の上に垂直に落ちて上手く刺さると
そこで根を張る仕組み。


f0012154_12171127.jpg


うっぱまビーチに行きたかったのですが、場所を忘れてしまって行けず。
いつも相方任せでまったく覚えようとしていなかったことを反省。
万一私が後に生き残ったら一人で沖縄通いしなくてはいけなくなるので、
これからはしっかり土地勘を鍛えなくては。^^; アア、カンガエタダケデ・・・


f0012154_12185074.jpg


お昼は沖縄そばと決めていましたが、中村そばとか岸本食堂とかの知っているところではなく
前から一寸気になっていた「大家」(うふやー)へ行ってみることにしました。
沖縄ではまったく当たり前のことなのですが、こんなところにあるのかなぁ?と思うようなところに
素晴しい沖縄古民家の集落がありました。

f0012154_12192095.jpg


いたるところに水の流れがあり、うっそうとしたブロッコリーの森に包まれた
とてもいいロケーションです。

f0012154_12191850.jpg

普通に美味しい沖縄そばを頂いて

f0012154_1219477.jpg


エネルギーチャージ!!

f0012154_1219416.jpg


いっきに読谷村まで戻って、目指したのは壱岐幸二さんの工房「壱」
細い急な坂道をぐんぐん登っていって小高い山の上に海を見下ろす瀟洒なたたずまいの真新しい建物。
「ええなぁ~~」なロケーションです。

お店番をしていらした奥様とあれこれとおしゃべりしながら品定め。
ギャラリーの窓から見えるきれいな海がうらやましくて、
いいなぁ~いいなぁ~、私も沖縄に住みたいなぁと連発してしまいました。
最初は戸惑うことも有ったけれど、今ではとても気に入った住処とおっしゃっていました。

f0012154_12204286.jpg


ちなみに壱岐さんは
ご夫婦ともに沖縄出身ではなく、幸二さんは京都生まれだそう。

1990年沖縄県立芸術大学卒業
1991年同大学研究生終了
1991年1991年から1996年まで読谷山焼 大嶺實清師事

大嶺實清さんが以前開いて見せてくださった沖縄やちむんの写真図鑑と同じものを
こちらでも見せていただきました。
大嶺窯の器に施された唐草の絵付けに雰囲気の似た壱岐さんの器の絵付けからも、
師弟関係がうかがわれます。

f0012154_12211458.jpg


帰りがけに下の工房の棚に並べられた作品を見て、Tちゃんが「私、あれが欲しい。」と。
そこで中に入っていって壱岐さんにこれはもう完成していますか?とお聞きすると、
「後はつるをつけるだけなのでよければもう一度上に上がってください、用意しますから。」
ということになって、またギャラリーに戻っておしゃべり。
作家さんの工房めぐりは、これが楽しいんです。
「このデザインは出西窯のものとよく似ていますね」とお聞きすると、
「このデザインはもともと沖縄にあったもので、民芸運動を通じて伝わったものです」と教えて頂きました。

f0012154_12214532.jpg


次はやちむんの里へ。
ギャラリー囍屋の入り口脇にはいつも大嶺實清さんのシーサーが。
前回は瑠璃色でしたが、今回はクロ。どちらのシーサーもキュートです。

f0012154_12222267.jpg


沖縄の陶芸の重鎮、大嶺實清さんはとっても粋でお洒落で愛妻家の気さくな方です。
「薬草茶を淹れてあげましょうね。」とご自分でお茶を入れてくださったり
「コーヒーを淹れてあげなさい。」とお手伝いの方に言ってくださったり
ギャラリーに伺うと、いつもおもてなしをしてくださいます。
そして時間の許す限り、沖縄の焼き物のお話を美術図鑑を開いてあれこれお話してくださいます。
今回は翌日から登り窯に火を入れるというタイミングで、土がついたシャツで一寸一休み
ギャラリーに戻ってこられました。
コーヒーをご馳走してくださり、お仕事のお客様とお話の途中に
時々私たちにも話しかけてこられます。
「どこから来られました?」「東京です。」
「はじめて来られましたか?」「もう、なんどもお邪魔しています。」
「ほう、あなたは東京のファッションじゃありませんなぁ。」「いなかっぽいですか?」

私の服装は、先生もお好きなアメリカのカントリースタイル(RL)ですよ~♪ 笑

そんなこんなでのんびり遊ばせていただいていると、
「そこにある私の茶碗から好きなのをお選びなさい。プレゼントしますよ。」
何時ものことですが、太っ腹です。

しっかり選んで、頂戴してきました。
そしてやはり先生の作品を一つだけ購入。どちらも、すごくいいです。

f0012154_12225876.jpg


山田真萬さんのギャラリーもちょこっと見学させていただいて、、

f0012154_1224088.jpg


いったんホテルに戻って一休み。

f0012154_1225284.jpg


ホテルのティールームで午後のティータイムです。

f0012154_12245886.jpg


エネルギーチャージ!あれっ?2回目かなぁ・・・燃費悪し。笑

f0012154_12252220.jpg


そして夕食の予約を取り付けて、那覇へ向かってゴー~♪
by junko73oz | 2012-04-07 03:29 | 12・春・沖縄で・・・

沖縄2日目 朝一、ニライ浜散歩です 

琉球料理の山本彩香さんを出てホテルに向かいチェックインは夜も更けた10時過ぎ。
部屋で一息、オリオンビールをベランダで飲もうと出てみたら、さむっ!
でも、空には星も輝いていて明日への期待が膨らみます。
ベランダはあきらめて部屋でちょこっと頂いたら、あっという間に眠くなり寝てしまいました。
Tちゃんとは積もる話もあるはずでしたが、
一緒に楽しく過ごしているだけで十分な気持ちになっていました。

ホテルは定宿・アリビラです。

そして、朝。
意外に晴れてはいませんでしたが、まずまずのお天気です。
それになんといっても暖かい。
オムレツやベーコン、ヨーグルトなど、たんぱく質・脂質たっぷり(自分で選ぶと、こんなさ~)の朝食をとり
さぁ、海を見に行こう!!

f0012154_736328.jpg


いまはまだはる~♪ だれもいないうみ~♪
ぼそぼそ歌ってもいいんです。誰もいないし波の音がやさしくカバーしてくれます。

f0012154_725189.jpg


貝殻や珊瑚を拾って歩き、可愛らしくはしゃぐTちゃんの姿をみて
沖縄はやっぱりいいところだなぁ~♪と、おかん姉のような気持ちになって
こんなのも綺麗じゃない?などといって、形のよい珊瑚や貝殻を拾ってあげたりしたのでした。

自分はすでに今までに、拾いに拾って大きなガラス瓶にいっぱい集めているので余裕なのです。^^v


f0012154_7253876.jpg


シマアザミの花は白色で、何時行っても咲いています。海岸の砂場や岩場に咲いています。

f0012154_7255186.jpg


大きな岩の向こうに見えるのは残波岬です。風力発電の風車や灯台が見えます。

f0012154_726182.jpg


この日は本当はホエールウォッチングに行く予定でしたが、
風もあり沖合いにはうねりもあるということで、翌日に延期してもらいました。
そこでこの後はやんばる・東村に向けてドライブです。

恩納村あたりのきれいな海の色を、初沖縄のTちゃんに見せてあげたかったのですが・・・
by junko73oz | 2012-04-04 18:02 | 12・春・沖縄で・・・

琉球料理の山本彩香 これが最後?一番好きな沖縄の味を堪能しました。

沖縄に行くなら山本彩香さんのお店は絶対にお勧めよ!
周りのみんなに言っていたせいで、「なんと、6月に閉店されるそうです!」とメールで速報が。

随分前から何度か閉店の危機があるたび、ファンの願いを受けて
気を取り直して今まで営業を続けてくれましたが、いよいよ本当に終わってしまうんだなぁと、
今回は観念しました。

すわっ!予約取らなくっちゃ!!
何時も沖縄行きが決まると最初にするのが彩香さんの予約を取ることですが、今回は必須です。
しかし、今回の短い滞在中ではお店の営業日はたったの一日、
不安を感じながら電話をすると、なんと不安的中でした。

ここは頑張るしかない。
何時ものお願い作戦(以前にも直接彩香さんに嘆願して、何とか~♪)で、どれくらい楽しみにしているかを
電話の方(後で彩香さんの舞踊家時代からのお弟子さんと分かる)に切々と訴え
キャンセルが出たら必ず一番に連絡していただく約束を取り付け、
「お願い、誰か急用ができて~。」と願いながら連絡を待ちました。

で、見事着席。うれしい。。。

あれ?
何時もはテーブルに、あらかじめ豆腐ようと泡盛の春雨がセットしてあるのですが、ない。
運ばれてきたのはミヌダル・田芋の素あげ・ゴーヤのてんぷらで、これは普通は豆腐ようの後。

f0012154_18214930.jpg


あの、豆腐ようは?
お客様は豆腐よう召し上がれますか?
もちろんです。それを一番楽しみに、通っていますから。
では、お持ちしますね。
実は、山本の都合で仕込が遅れて品物がごくわずかしかなく、
苦手で残されるお客様もいらっしゃるので、お好きな方にだけお出ししているのです。

運ばれた豆腐ように思わず手が出てしまい写真は食べかけになってしまいました。

f0012154_18221366.jpg


ヤマン(山芋)アーサー(ヒトエグサ)入りゆし豆腐
山芋であわせた青さのリがのど越しよく、天に乗った梅干ちょこっとの風味が味を引き締めます。

f0012154_18261576.jpg


どぅるわかしー
蒸したターンム(田芋)とタームジ(田芋の茎)をゆでてあく抜きし、
繊維状にしたタームジと田芋をいっしょにしてつぶします。
さいの目にきった豚ばら肉・しいたけ・きくらげ・カステラかまぼことグリンピースを
サラダ油でいため、砂糖・塩・醤油・泡盛・みりんで味付けします。
つぶしたターンムと具をあわせかつおだしをを加えて
水分が飛んで程よい硬さになるまで中火でじっくりいためます。

絶品です。これがもういただけないかと思うと、悲しくて悲しくて・・・。

f0012154_18232747.jpg

f0012154_19078.jpg


スーチキージシ
豚の三枚肉の塩漬けです。
「あらまーす」(粗塩)を肉の全体に保存目的もあるのでたっぷりまぶします。
肉から出た沢山の水分は捨て、翌日また塩をたっぷりすり込みます。
最初の三日間くらいは水分が出るので気をつけて必ず捨てるようにします。
水分をそのままににしておくとそこから腐ってしまいます。
そのまま2週間くらいつけておきます。
食べるときは肉を好みの大きさに切って、たっぷりのお湯でゆで、脂と塩を抜きます。
湯できってしまっては肉のうまみも抜けてしまいますから、
お湯に塩味がつくくらいを目安にします。

f0012154_18234595.jpg


ソーミンたしやー
瓶詰めのスクガラス(アイゴの稚魚の塩辛)の残り汁(魚醤)を調味料に使った
沖縄独特のいためたそうめんです。
固ゆでしたそうめんを水で揉み洗いして水を切り、
フライパンにサラダ油を敷いて中火で手早くいためます。
魚醤(スクガラスのビンの残り汁に、水につけた米をすりつぶしたものと泡盛を入れて最低4ヶ月くらい発行させてもの)で味付けし、
島ラッキョウとねぎに醤油で軽く味付けしたものを薬味として乗せます。

f0012154_18245096.jpg


ラフテー
三枚肉を、箸を刺して肉から血が出なくなるくらいに火を通した固ゆで状態にします。
ゆで汁にかつおだし・砂糖・泡盛・塩・みりん・白味噌をまぜて火にかけます。
煮立ったら適当な大きさに切った肉を入れて踊らない程度の火加減でにことこと煮込みます。
肉の脂分を抜くためにも弱火でしっかり煮込むしかありません。
仕上げは白味噌を出汁でときジーマミーをつぶしたものを合わせます。
ジーマミーを入れるひと手間だけで「あじくーたー」(料理の味が濃厚の意)になります。

絶品です。これがもういただけないかと思うと、悲しくて悲しくて・・・。

f0012154_18255751.jpg

f0012154_18254738.jpg


トゥンファン 「豚飯」
かつおだしをかけて食べる炊き込みご飯です。
洗ったお米に同量のかつおだしを入れ塩と泡盛も少しいれます。
にく・しいたけ・にんじんをさいの目に切っていれ、炊飯器で普通に炊きます。
御飯が蒸らしにはいったとき、グリンピースとかまぼこをいれそのまま炊き上げれば出来上がり。
かつおだしにも泡盛・しょうゆ・塩を加えます。
品の良いお出汁にしあげるため醤油は香り付け、味は塩で決めます。

f0012154_1826586.jpg


西国米(しーくーびー)
沖縄の宮廷料理でタピオカを使ったデザートです。
輸入物のタピオカを使うデザートが琉球では古くから食されていたということは驚きです。

f0012154_1924931.jpg


マンゴーの漬物

f0012154_18241481.jpg

f0012154_1823589.jpg


初めて沖縄旅行の計画を立てたとき、まず予約を取ったのが「琉球料理の山本彩香」でした。
彩香さんのお料理の腕前を以前からうわさに聞いて
食いしん坊の私は食べたくて食べたくてうずうずしていました。

けれどはじめて口にしたとき、豆腐ようもゴーヤの粒粒をおろし金でおろしシークヮーサーのジュースで割った飲み物「ゴーヤしりしりー」も衝撃的で、今のように大好きになるとは夢にも思いませんでした。
なんとラフテーにいたっては大切なコラーゲンの部分を残してしまったという位のわけ分からなさ。

なのに、不思議なことに次に沖縄に行くことが決まったらまた予約してしまったんです。
次からはすべてがしみじみと味わい深く感じられ、ずっと一銘柄だった泡盛の春雨も美味しく
(今回はドライバーゆえ泡盛はなしでした。)
お腹一杯に頂いてももたれることのない彩香さんのてーあんだー「手のあぶら・手塩にかけるの意」
のしみたスローフードの数々に体が生き返るような心地よさ。
丁寧なお料理、しかも本当に健康的な食材のみで構成されたコース。
きっと最後となってしまう今回の晩餐までに何回頂いたか分からなくなりましたが、
今回は気合を入れてしっかり味わいました。
手元には彩香さんの著書もあります。琉球日報に以前連載されたレシピも全部ファイルにしてあります。
時間のあるときには、料理嫌いの私もぼちぼちとチャレンジしてみようかな。
失敗してもいいじゃないですか。ゆっくり自分の味を作っていけば。
彩香さんがそういって応援してくださる気がします。

でも、なんだかまだいただけるような気もするんです。
「琉球料理の山本彩香」またしても復活!!ってね。

そういえば、沖縄好きな相方が今回一緒に行けなかったこともこころのこり。
最後に彩香さんのお料理で泡盛を心ゆくまで楽しまないでよいものでしょうか?
時間は未だありますよ!
私、ついていってあげますからね。
by junko73oz | 2012-04-03 14:51 | 12・春・沖縄で・・・

識名園と首里城

次に行ったのは、沖縄の首里にある二つの世界遺産です。
先ずは識名園へ。
識名園は琉球王家の別荘で、池の周りをめぐり景色をめでる回遊式の美しい庭園と、
琉球と中国の様式が混ざり独特の雰囲気をもつ屋敷とで成り立っています。
オリジナルは戦争によって壊滅的に破壊されましたが、
1975年から約20年の歳月をかけて復興されたということです。

f0012154_1994787.jpg


屋敷の中ではちょうど結婚式が行われていて、
私たちも琉球様式の結婚式を見学させていただくことができました。
いわゆる人前結婚式で新郎新婦が夫婦になる誓いの言葉を親族の前で述べ、
夫婦固めの杯を交わすというだけのごくシンプルなものでした。
BGMは三線(さんしん)と笛。
新郎新婦の装束はとても美しく特に花嫁の指から下がる房指輪には心が惹かれました。
                         (写真撮影は許可を頂きました。)

f0012154_1910020.jpg

f0012154_19101412.jpg


そして、首里城では琉球舞踊を観賞しました。
雨でしたが、テントが張ってある観客席で椅子に座って最前列でゆっくりと楽しみました。

今回の演目は、若衆こてい節・前の浜・谷茶前・むんじゅるです。
四つ竹とか伊野波節(ぬふぁ)といった、装いもあでやかに美しい古典女踊りが無かったのは
初めて琉球舞踊に接するTちゃんには少し残念なことでした。

f0012154_1910366.jpg

f0012154_19105787.jpg

f0012154_19112185.jpg


琉球女性特有の張りの強い、大きな眼。
見ひらかれたまま目ばたき一つせず、きっと凝視して動かない。
激しいが、不思議にどこも見ていない。
もし見入っているとすれば、それは心の中なのだろうか。
・・・・・・・
たえず鮮やかに空間を切りひらき、なめらかに変転する。
たとえ深い沈黙に静止するように見えても、微妙な屈折で流れている。
意識にふれるような、ふれないような。妖しく美しい持続。
驚くべき技術だ。私は写真をとろうとしてそれに気がついた。
ここだ、と思ってシャッターを押そうとする。
一瞬、対象はすでにまったく異なった次元の美しさに変貌してしまっているのだ。
惜しげもなく。動きはデリケート静かなのだが、瞬間瞬間に逃れて行ってしまう。
          
                岡本太郎 「沖縄文化論」より

私が初めて琉球舞踊を見たとき感じた衝撃。
子供のころから20年以上続けた日本舞踊と琉球舞踊との間には大きな違いがあることに気づき、
自分がなぜか琉球舞踊のほうに強く惹かれてしまったという驚き。
岡本太郎さんの著書の中の上記の件を読んで、思わず「そう、そこなのよ!!」と
もやもやとした思いがすっきりと整理された瞬間でした。

琉球舞踊はいいなぁ。
私が今30歳だったら、沖縄に住んで琉球舞踊本気でやるところだったのになぁ。
今では何しろあちこち痛たたぁで、きびしい修行についていけないことは確実。残念。。。

f0012154_19113538.jpg


と、そんなこんなで私が琉球舞踊を堪能して、
なんとTちゃんも大いに気に入ってしまった様子でこの企画も大成功でした。

f0012154_191150100.jpg


そして首里城の内部も見学して、TVドラマ「テンペスト」に嵌った後だったので
あちこち見て歩くのも今までよりずっと興味深く熱心なことでした。
by junko73oz | 2012-03-31 21:45 | 12・春・沖縄で・・・

沖縄一日目 山の茶屋・楽水

那覇空港へは私が10分早く着く便でしたが、友人とほとんど同時だったようです。

那覇空港でレンタカーを借りて先ず向かったのは、いつもどおりの玉城村の山の茶屋・楽水です。
お昼過ぎ、ちょうど引き潮で干潟が大きく広がっていました。
本当は干潟で海からの贈り物をいろいろ拾い集めて遊びたかったのですが、
時折雨がざぁーっと降ったりするあいにくのお天気なので干潟遊びはあきらめました。
それで早速、お昼御飯を頂くことにしました。お腹ぺこぺこです。

f0012154_21514988.jpg


何時もどおり楽水定食を頂きました。
沖縄は初めてのTちゃんに、私の一番のお気に入りをできるだけ盛り込みながら
特別な沖縄ナビをしたいといろいろプランを考えましたが、
結局いつもどおりが一番楽しい沖縄になるかな~と。

ゆし豆腐・くーぷいりちー・モズク・ふーチャンプルー・じーまみー豆腐など
沖縄のお惣菜が並んだ定食や窓から見える景色をTちゃんも気に入ってくれて出だし好調です。

f0012154_2152292.jpg


お昼の後は、昨年来たとき造成中だった裏山の公園を散策。
木製の階段を上っていくと、

f0012154_21521638.jpg


咲き乱れるブーゲンビレア越しに引き潮で遠くなっているきれいな海が見えて

f0012154_21522958.jpg


さらに登っていくと、ガジュマルの古木が次々に何本も現れて
大阪や東京では普段決して見ることのない景色を楽しみました。

f0012154_21524524.jpg


頂上まで登ってデッキのテラスで一休み。
沖縄にはこの時期にも何度か来たことがありますが、
きれいに花が咲いているという点では一番の季節だと思います。
ブーゲンビレア・ランタナ・アカバナなどが、雨水をたっぷりと吸って活き活き綺麗です。

ぽけ~~っとしていたら、再び雨が降ってきたので急いで車に戻りました。
by junko73oz | 2012-03-30 22:51 | 12・春・沖縄で・・・


インディアンカントリーへ          


by junko73oz

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

カテゴリ

全体
インディアンとカウボーイ
ウチナーンチュ
陶芸睦月
いづみ先生のお料理教室
れいこ先生のLove Letter
hand made
eat
ひるめし前
くらし
あっちこっち
tableware
クリスマス
きのこの山  (1~5)
06・晩夏・上高地で・・・
06・冬・沖縄で・・・
07・春・タイで・・・
07・春・京都で・・・
07・夏・八重山で・・・
07・晩秋・沖縄で・・・
08・春・沖縄で・・・
08・夏・サンタフェで・・・
08・冬・金沢で・・・
09・夏・サウスウエストで・・・
09・秋・ベトナムで・・・
10・春・北東北で・・・
10・春・陶器市で・・・
10・夏・信州で・・・
10・冬・フランスで・・・
11・春・京都と山陰で・・・
11・初夏・信州で・・・
11・夏・沖縄で・・・
11・秋・デンマークとフランスで
12・春・沖縄で・・・
12・夏・沖縄で・・・
12・晩秋・USA東海岸で・・・
未分類

以前の記事

2014年 07月
2013年 12月
2013年 10月
2013年 06月
2013年 05月
more...

お気に入りブログ

ナギヲWorks
小さな哲学~雑想の世界
coruha*のへそ 
stew stew st...
イギリスからヒトリゴト
立呑屋
陶芸 睦月
きままなクラウディア
ガラス工房 橙
ひびこれ・Hibikor...
工房 「一閑」 気まま通信
ナイル商会
ヒマでも食べる
Canvas cooki...
水色の雨
華猫風海
ミルクムーン
ココロ写真
散歩のように旅
食卓の風・・・
裏sanpon
パリ近郊のカントリーライフ
Azumi'sDiary
☆スターフルーツの木の下で☆
ありがとう 人生!~me...
Souvenir~散歩写...
KazのNY庭生活 2
Le Perline ビ...
気ままな読書ノート、絵手...
イギリスのティーウエアー...
施基彩々
nice!nice!nice!
ゆうゆう時間
旅空日記(写真家・三井昌...
クールドミール
パン教室 SpazioF...
+ mellow-stu...
MONO STYLE +
針仕事職人の気ままな仕事場
アメリカ大自然 米国ラス...
peddyのくまちゃん ...
Vie tranquille
 jeudi 日々の暮らし
天までとどけ♪この暮らしっぷり
Butterfly Life
匙屋より
レンガの小径
LIVINGから
もしもし、聞いてください

外部リンク

出雲の旅行情報

検索

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

旅行・お出かけ
ハンドメイド

画像一覧