ホーチミン 最初の日
初日、ホーチミンの空港に着いたのが夜の11時30分頃で、ホテルにチェックインしてベッドに入ったのは1時過ぎでした。
そして、あさ~。
旅先では上手く寝付けないのがいつもの事なのですが、今回はいい調子で初日から熟睡。
朝6時半、目覚めすっきり、あ~、おなかがすいた!で、朝ごはんをいただきにゴー。
ダイニングの大きなガラス窓は通りに面していて、街路樹のタマリンドの小さな木の葉からもれる木漏れ日がきらきらと差し込んで気持ちよく、いつも通り「ホテルの朝食って、なんでこんなに食べられるかなぁ・・・」の快食。
ベトナム料理とオムレツやベーコンなどの一般的な料理が両方いただけて、特にベトナムに来た理由のひとつ「私はフォーが好き」に応えてくれる「朝フォー」も用意されていました。
パクチーたっぷり、他の香草とチリソース・ライムのジュースもた~っぷり入れて、
う~ん、おいし~い。
スターフルーツやドラゴンフルーツなどトロピカルフルーツも数種類用意されていて、試してみましたが、これは沖縄で頂くものの方がはるかにおいしかったように感じ、日本のフルーツの水準の高さを再認識しました。
朝食後、腹ごなしをかねて、まずはホテルの周りを散歩してみることにしました。
何しろ割りと思いつきで決めた行き先なので、ベトナムの事前のリサーチはほとんどなく、あわてて用意したガイド本が頼り。
まあ、ここはゆっくり自分の足で確かめていきましょうということで。
歩き始めてすぐにびっくり。
日曜の早朝だというのに、通りはもうバイクが縦横無尽・支離滅裂に行きかって、排気ガスの猛烈なにおいと、絶え間ないクラクションの騒音を撒き散らしています。
信号はところどころにあるのはあるのですが、横断は行きかうバイクや車の切れ間を待って決死の覚悟で歩き始め、後は野となれ山となれ、向こうがしっかり前を見て、ぶつかってこないでくれることを祈るばかり。
この国の、道交法って一体どうなってんの?
しかも市民劇場の前には二人乗りの若者・3~4人乗りの家族連れのバイクが道路の真ん中に100台以上停まって、白いスーツ姿の男性歌手の爆音の歌を聞いています。
かざぐるま売りまで、営業しはじめました。
ここは郵便局のようです。
おみやげ物を売るお店も入り口両脇とホール中央にあって、観光スポットになっているようです。
ホーチミンさんの大きな肖像画が掲げられて、ホーチミンさんは今も市民から慕われているようですね。
そして、ベンタン市場です。
市場の中は、人がすれ違うのが大変位たて込んでお店が密集して、とても活気があります。
暮れの築地場外市場くらいの賑わいが毎日続いているようです。
衣服・日用雑貨・ベトナム特産品(刺繍雑貨)・生鮮食品・乾物などあらゆるものがなんとなく区画分けされて其々の商いをしています。
お店番の人たちは「おにーさん、おねーさん」と相手の年齢に関係なく呼びかけて、腕をつかんで何か売りつけようとしますが、ここではまだなーんにも買いません。
それにしても、同じような顔かたちをしているアジア人同士、どうして日本人て分かるんでしょう?
ふしぎです!
初日は買い物しないと思っていましたが、香水やさんを見つけて、面白半分にもう15年くらいずっと使っているラルフの「サファリ」というのがあるかと聞いてみると、お店の奥からセロファン包みの箱を持ってきてくれました。
いんちきでもともとと思いながら、お値段を聞くと40ドルというので、息子から何か買うときは今度こそしっかり値切れ!と叱咤激励されていたので、がんばって30ドルまで値切りました。
帰ってから中を見ると、水色が一寸濃く変わっていましたが、匂いは今使っているのと同じようなので、多分古いだけで本物だったのでしょう。でも、ボトルのそこに30ドルって手書きのシールがはってありました。なんなん?
何はともあれ、たしか日本では定価が15000円くらいだったと思うので、お買い得だった?
違う?
お花屋さんも沢山あります。
店先には、盛り花や花輪が沢山置かれていましたが、多分仏教的な用途で買われていくのでしょう。
おじさんがバイクに乗って、大きな花輪を配達に行くようです。
そうだ!その日は恐ろしいことに、1メートル×1.5メートル位の板ガラスを二人乗りのバイクが運んでいるのも見ました。
オーメンにならないかとほんとに心配してしまいます。
日曜日なので学校はお休み。子供たちはお店の奥でのんびりくつろいでいます。
後で日本語ガイドさんからお聞きしましたが、ベトナムでは小学校から学校教育費が有料だそうで、親たちはやはり子供を学校に行かせたいので、がんばって教育費を貯金しているということです。
ガイドさん曰く、「ダメな社会主義ですねぇ。日本はアメリカと戦争しましたが、後に同盟を結びました。日本よくなりました。ベトナム、しませんでした。学校も病院もひどく不足しています。フランスやアメリカが介入しているときもっと良かったときもありました。」
う~ん、一理あるかもしれません。
魚介類が本当に豊富です。
イセエビやブラックタイガーなどの海老がいろいろ、渡り蟹もおいしそう。
私の好物が沢山。
お豆腐やさんの店先には、日本のと全く同じ(に見える)厚揚げなども並べられて、しかもお値段は(忘れたけど)めちゃめちゃお安い。
豊かな食材が、ほんとうに低価格で手に入れられるんですね。
なのにみんな屋台で買い食い!不思議です。
ここまでがんばりましたが、もうへとへと。
ホテルに戻ってシャワーとお昼寝で、午後に備えて態勢立て直しです。
つづきます
そして、あさ~。
旅先では上手く寝付けないのがいつもの事なのですが、今回はいい調子で初日から熟睡。
朝6時半、目覚めすっきり、あ~、おなかがすいた!で、朝ごはんをいただきにゴー。
ダイニングの大きなガラス窓は通りに面していて、街路樹のタマリンドの小さな木の葉からもれる木漏れ日がきらきらと差し込んで気持ちよく、いつも通り「ホテルの朝食って、なんでこんなに食べられるかなぁ・・・」の快食。
ベトナム料理とオムレツやベーコンなどの一般的な料理が両方いただけて、特にベトナムに来た理由のひとつ「私はフォーが好き」に応えてくれる「朝フォー」も用意されていました。
パクチーたっぷり、他の香草とチリソース・ライムのジュースもた~っぷり入れて、
う~ん、おいし~い。
スターフルーツやドラゴンフルーツなどトロピカルフルーツも数種類用意されていて、試してみましたが、これは沖縄で頂くものの方がはるかにおいしかったように感じ、日本のフルーツの水準の高さを再認識しました。
朝食後、腹ごなしをかねて、まずはホテルの周りを散歩してみることにしました。
何しろ割りと思いつきで決めた行き先なので、ベトナムの事前のリサーチはほとんどなく、あわてて用意したガイド本が頼り。
まあ、ここはゆっくり自分の足で確かめていきましょうということで。
歩き始めてすぐにびっくり。
日曜の早朝だというのに、通りはもうバイクが縦横無尽・支離滅裂に行きかって、排気ガスの猛烈なにおいと、絶え間ないクラクションの騒音を撒き散らしています。
信号はところどころにあるのはあるのですが、横断は行きかうバイクや車の切れ間を待って決死の覚悟で歩き始め、後は野となれ山となれ、向こうがしっかり前を見て、ぶつかってこないでくれることを祈るばかり。
この国の、道交法って一体どうなってんの?
しかも市民劇場の前には二人乗りの若者・3~4人乗りの家族連れのバイクが道路の真ん中に100台以上停まって、白いスーツ姿の男性歌手の爆音の歌を聞いています。
かざぐるま売りまで、営業しはじめました。
ここは郵便局のようです。
おみやげ物を売るお店も入り口両脇とホール中央にあって、観光スポットになっているようです。
ホーチミンさんの大きな肖像画が掲げられて、ホーチミンさんは今も市民から慕われているようですね。
そして、ベンタン市場です。
市場の中は、人がすれ違うのが大変位たて込んでお店が密集して、とても活気があります。
暮れの築地場外市場くらいの賑わいが毎日続いているようです。
衣服・日用雑貨・ベトナム特産品(刺繍雑貨)・生鮮食品・乾物などあらゆるものがなんとなく区画分けされて其々の商いをしています。
お店番の人たちは「おにーさん、おねーさん」と相手の年齢に関係なく呼びかけて、腕をつかんで何か売りつけようとしますが、ここではまだなーんにも買いません。
それにしても、同じような顔かたちをしているアジア人同士、どうして日本人て分かるんでしょう?
ふしぎです!
初日は買い物しないと思っていましたが、香水やさんを見つけて、面白半分にもう15年くらいずっと使っているラルフの「サファリ」というのがあるかと聞いてみると、お店の奥からセロファン包みの箱を持ってきてくれました。
いんちきでもともとと思いながら、お値段を聞くと40ドルというので、息子から何か買うときは今度こそしっかり値切れ!と叱咤激励されていたので、がんばって30ドルまで値切りました。
帰ってから中を見ると、水色が一寸濃く変わっていましたが、匂いは今使っているのと同じようなので、多分古いだけで本物だったのでしょう。でも、ボトルのそこに30ドルって手書きのシールがはってありました。なんなん?
何はともあれ、たしか日本では定価が15000円くらいだったと思うので、お買い得だった?
違う?
お花屋さんも沢山あります。
店先には、盛り花や花輪が沢山置かれていましたが、多分仏教的な用途で買われていくのでしょう。
おじさんがバイクに乗って、大きな花輪を配達に行くようです。
そうだ!その日は恐ろしいことに、1メートル×1.5メートル位の板ガラスを二人乗りのバイクが運んでいるのも見ました。
オーメンにならないかとほんとに心配してしまいます。
日曜日なので学校はお休み。子供たちはお店の奥でのんびりくつろいでいます。
後で日本語ガイドさんからお聞きしましたが、ベトナムでは小学校から学校教育費が有料だそうで、親たちはやはり子供を学校に行かせたいので、がんばって教育費を貯金しているということです。
ガイドさん曰く、「ダメな社会主義ですねぇ。日本はアメリカと戦争しましたが、後に同盟を結びました。日本よくなりました。ベトナム、しませんでした。学校も病院もひどく不足しています。フランスやアメリカが介入しているときもっと良かったときもありました。」
う~ん、一理あるかもしれません。
魚介類が本当に豊富です。
イセエビやブラックタイガーなどの海老がいろいろ、渡り蟹もおいしそう。
私の好物が沢山。
お豆腐やさんの店先には、日本のと全く同じ(に見える)厚揚げなども並べられて、しかもお値段は(忘れたけど)めちゃめちゃお安い。
豊かな食材が、ほんとうに低価格で手に入れられるんですね。
なのにみんな屋台で買い食い!不思議です。
ここまでがんばりましたが、もうへとへと。
ホテルに戻ってシャワーとお昼寝で、午後に備えて態勢立て直しです。
つづきます
by junko73oz
| 2009-10-27 11:47
| 09・秋・ベトナムで・・・
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by junko73oz
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