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現代版組踊 肝高の阿麻和利(きむたかのあまわり)

これを見るために年に4回も沖縄通いしている友人がいます。
もう何年にもわたり一回の公演で4ステージ全て見てきて、いまだに胸が熱くなると言います。
7月のクラス会で久しぶりにお会いした、中高のクラスメイトのお話です。
そんな事を聞いたら、行くじゃないですか。。

今回の沖縄行きは「肝高の阿麻和利」を観るために急遽計画しました。

うるま地域の中高生による琉球英雄譚「肝高の阿麻和利」は、2000年に初演されて以来
公演回数は200回を越え観客動員数は延べ13万2千余名にもなるということを知ってびっくり。
沖縄の伝統芸能大好きな私たち、今までどうして知らなかったのか。

公演会場はうるま市勝連のきむたかホールです。
会場に向かう車窓から見えるのは、何もない人家もまばらな本当に鄙びた田舎の景色です。
本当にここでいいの?

たどり着いてみれば、きむたかホールはコンクリート打ちはなしのモダンな建物でした。

昼の部も観賞された友人夫妻と落ち合い少しお話を聞いて、
何しろ感動して号泣だよ!と言う言葉に、え~・・・ほんとぉ~?

会場エントランスでは出演する中高生のアクターたちがお客様をお出迎えです。

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みんなのびのび明るく、写真撮っていい?という言葉にピースサインでポーズをとってくれました。
ピンクの打ちかけの女の子、劇中で琉球舞踊を舞うのですが、うまいっ!
うちなーんちゅの芸事は半端じゃないとは思っていましたが、
高校生と思って甘く見ていたので、腰、足さばき、目線の確かさにびっくり。

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ノリノリのかわいい女の子たちがいったん舞台に上がると本物のアクターに変わります。
学芸会だったらいやだな。あんなにのめりこんでる友人に、なんて感想言ったら良いんだろ。
はじめの不安は杞憂でした。
芸能にすぐれた資質を持つと思われるうちなーんちゅ。
人が集まれば最後はカチャーシーで〆るのがならいのこの島で、
すぐれた演劇が育っていったのもうなづける話。
中高生のどうに入った美しいこねり手はDNAによるものでしょうね。

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公演が終わるとアクターたちは再びロビーに並んで観客を見送ってくれます。
凛々しい阿麻和利と美しい百十踏揚。
阿麻和利の亡骸にすがり付いて悲しむ百十踏揚にはもらい泣き。
たくましく未来を切り開いて生きる阿麻和利、高校生とは思えない存在感でした。


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ストーリーを進行させていく妖精・ハッタラーは、
「シルクドソレイユ ZED」の少年と印象がぴたりと重なりました。

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ホール前の広場に場所を移し、演者全員でカチャーシーでフィナーレです。

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素晴しい作品に触れて、観客もみんな大きな喝采をおくります。


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近くで見ればまだあどけないような面差しの演奏担当のグループ。
プロの公演のように安定した、不安のない演奏でした。素晴しい!!

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歴史上では乱世の逆臣とみなされている勝連の阿麻和利。
しかし勝連の民からは前城主の悪政から人々を解放した英雄として
愛されていたという記述も数多く残っています。

舞台の上で、阿麻和利と出会った勝連の民が歌い踊る喜びにあふれる群舞のシーンは、
実際の肝高(勝連城の美称)の子供たちと「現代版組踊 肝高の阿麻和利」との
出会いの喜びそのもののようで、うち込む価値のあるものに出会えた子供たちの
まっすぐなまなざしとひたむきなパワーに打たれ、胸が熱くなりました。

こんなすばらしいものが、日本の端っこの小さな島のさらに小さな町で大きく花開いている。
美しい海と空、疲れた心身が生き返るような滋味あふれる食べ物、
美味しい泡盛と何はなくとものオリオン生、三線とウチナーグチの沖縄民謡、
美しい琉球舞踊とみんなで踊るカチャーシー、沖縄に惹かれる理由はまだまだ他にもあったかも。。

そこにさらに大きな楽しみが増えました。
現代版組踊り 肝高の阿麻和利」です。
by junko73oz | 2012-09-22 21:44 | 12・夏・沖縄で・・・


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