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出西窯
わたしの旅行の楽しみのひとつは
訪れた地方のギャラリーを訪ねたり陶芸作家さんの窯元を訪れること。
春の京都・山陰旅行の最後の日、
岩井窯の山本教行さんも修行された島根県簸川郡の出西窯に行きました。

柳宗悦氏の民芸の教えにそっての野花のように素朴で健康な
暮らしの道具として人々に喜び使われる美しい器を作ることを志す
5人の陶工さんたちが集り築窯したことが出西窯の始まりだそうです。

販売されている器はシンプルモダンなもので、
ここでも一つだけ中型の鉢を購入してきましたが
釉薬の白に口紅の鉄がわたし好みのアクセントになっていて
大きさ・重さ・形など使用感のとてもよいもので気に入っています。


大きな工房では若い陶工さんが何人もそれぞれの作品作りに取り組んでいて
そっと作業を見学していましたら、作業についてそれぞれの方がいろいろ説明してくださり
皆さんの仕事に対する熱意が伝わってきました。
作業の手際のよさと作品の完成度を見ると
やはりプロの仕事はわたしとはまったく違うななどと
当たり前のことにしみじみ感心しました。
屋根つきの6室の登り窯も見学できました。

登り窯を見たら、もっと大きな登り窯のある風景を急に思い出しました。
沖縄、ずいぶん行っていないなぁ。
沖縄へは車でビューンとは行けないところが
余計に郷愁をそそります。
あれっ?なんで沖縄の話になっちゃったんでしょう。
訪れた地方のギャラリーを訪ねたり陶芸作家さんの窯元を訪れること。
春の京都・山陰旅行の最後の日、
岩井窯の山本教行さんも修行された島根県簸川郡の出西窯に行きました。

柳宗悦氏の民芸の教えにそっての野花のように素朴で健康な
暮らしの道具として人々に喜び使われる美しい器を作ることを志す
5人の陶工さんたちが集り築窯したことが出西窯の始まりだそうです。

販売されている器はシンプルモダンなもので、
ここでも一つだけ中型の鉢を購入してきましたが
釉薬の白に口紅の鉄がわたし好みのアクセントになっていて
大きさ・重さ・形など使用感のとてもよいもので気に入っています。


大きな工房では若い陶工さんが何人もそれぞれの作品作りに取り組んでいて
そっと作業を見学していましたら、作業についてそれぞれの方がいろいろ説明してくださり
皆さんの仕事に対する熱意が伝わってきました。
作業の手際のよさと作品の完成度を見ると
やはりプロの仕事はわたしとはまったく違うななどと
当たり前のことにしみじみ感心しました。
屋根つきの6室の登り窯も見学できました。

登り窯を見たら、もっと大きな登り窯のある風景を急に思い出しました。
沖縄、ずいぶん行っていないなぁ。
沖縄へは車でビューンとは行けないところが
余計に郷愁をそそります。
あれっ?なんで沖縄の話になっちゃったんでしょう。
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by junko73oz
| 2011-05-12 22:36
| 11・春・京都と山陰で・・・
イノダコーヒー
京都では、嵐山で早朝の桜見物をした後
朝7時から営業しているイノダコーヒーへ。
学生の頃、友人たちと「an an」を手に初めて行って以来です。
(当時、アンアンやノンノを手に京都や萩・尾道などを旅する女子をアンノン族と呼びました。笑
私は創刊号からの愛読者でしたが、最近は興味が薄れてしまいました。あぁ~、、年だねぇ。)

小雨が降ったり止んだりのお天気でしたが
さすが桜の花が満開の京都です
開店からまだ15分しか経っていなかったのに
お店のテーブルはもう埋まっているようで
ウェイティングの方が5~6組も!

けれどさすがは老舗のコーヒー店
いつもは10時位から開く小さなティールームもテキパキと準備して
10分ほどでテーブルを用意してくれました。
↓これはテラス席です。晴れていたらここがよかった。

ワンプレートの朝食セットは好みの卵料理が選べて
ボリュームたっぷりでおなか一杯、美味しくいただきました。

帰りにはコーヒー好きのお留守番家族のお土産に
レトロな缶に詰められたコーヒー豆を購入しました。
朝7時から営業しているイノダコーヒーへ。
学生の頃、友人たちと「an an」を手に初めて行って以来です。
(当時、アンアンやノンノを手に京都や萩・尾道などを旅する女子をアンノン族と呼びました。笑
私は創刊号からの愛読者でしたが、最近は興味が薄れてしまいました。あぁ~、、年だねぇ。)

小雨が降ったり止んだりのお天気でしたが
さすが桜の花が満開の京都です
開店からまだ15分しか経っていなかったのに
お店のテーブルはもう埋まっているようで
ウェイティングの方が5~6組も!

けれどさすがは老舗のコーヒー店
いつもは10時位から開く小さなティールームもテキパキと準備して
10分ほどでテーブルを用意してくれました。
↓これはテラス席です。晴れていたらここがよかった。

ワンプレートの朝食セットは好みの卵料理が選べて
ボリュームたっぷりでおなか一杯、美味しくいただきました。

帰りにはコーヒー好きのお留守番家族のお土産に
レトロな缶に詰められたコーヒー豆を購入しました。
▲
by junko73oz
| 2011-04-22 06:09
| 11・春・京都と山陰で・・・
足立美術館

友人の間でもとても評判のよい足立美術館の日本庭園。
わたしも訪れてみたいと思っていましたが、やっと念願がかないました。

きちんと刈り込まれた植栽と枯葉一枚落ちていないように見える白砂の庭。
素晴しく手入れの行き届いた庭は、
白糸を引いたような水の流れを取り込むことで
より豊かに日本の四季を展開していくことでしょう。

壁を抜いて生きた額絵として景色を取り込む企み。
やはり秋が美しい?雪景色もいいでしょうね。

遠山を借景として広い庭園にさらに広がりをもたせた意匠の巧みさ。
さすがは外国の方たちから日本一の評価を得た素晴しい庭園でありますが
私の共感は薄く、なぜだろうと考えましたが
思いついた理由は、ここまで広大な庭が
造りこみ過ぎ、整いすぎていて面白くないというところ。
造りこむなら坪庭程度、広い庭なら自然に任せて、そんな感じが好きなのでした。
あと百年、経ったらどんなでしょう。
▲
by junko73oz
| 2011-04-20 08:01
| 11・春・京都と山陰で・・・
出雲大社へ

松の参道には白い玉砂利が敷き詰められ
カシャカシャと玉砂利を踏んで歩いていると
神聖な場所へ続く静謐な空気を感じました。
平成の大遷宮が執り行われる最中ですから
ご本殿は工事のため拝観できませんが
思い立ったが吉日と出雲大社詣での予定を立てたのが
2月のはじめでした。

それからあの大震災が起こり、
今回の企画は見送ろうかとも思いましたが
車で外出することが唯一の楽しみの母のこともあり
私も一生の内一度はおまいりしてみたいと思っていた場所でもあるので
思いきって出かけることにしました。
神楽殿の美しい大注連縄に心が引き締まりました。

古木に結ばれたおみくじには
それぞれの望む「縁」の祈願が込められているのでしょう。

大国主大神は幸魂(さきたま)・奇魂(くしたま)のお陰をもって
生きとし生けるものすべてが幸福になる「縁」を結ぶ
ムスビの大神でいらっしゃいます。
さきたま くしたま
まもりたまひ
さきはへたまへ
この大震災で被災された方たちに
どうか、幸せな未来とのご縁を結んでくださいますように。
▲
by junko73oz
| 2011-04-19 08:33
| 11・春・京都と山陰で・・・
大原寂光院へ

都をどりまでの空き時間、一寸足を伸ばして大原の里まで行ってみました。
大原の寂光院に初めて行ったのは多分中学の修学旅行のとき。
得意だった古文の授業で平家物語の大原御幸を暗誦する宿題が出ましたが、
文章の美しいリズムと目に浮かぶ色彩に助けられ
苦労なくテストをパスできました。

それから何度か訪れましたが、ここ20年くらいは足が遠のいていました。

茶室への入り口。
苔むした屋根に雨のしずくがたまってぽたりぽたりと落ちる様子は見ていて飽きません。

庭の若草しげり合ひ、青柳糸を乱りつつ、
池の浮き草波にただよひ、錦をさらすかとあやまたる。
中島の松にかかれる藤波の、うら紫に咲ける色、
青葉まじりの遅桜、初花よりもめづらしく、
岸の山吹咲き乱れ、八重たつ雲の絶え間より、
山ほととぎすの一声も、君の御幸を待ち顔なり。
平家物語、大原御幸の段の一節です。
2000年5月9日未明に発生、
本堂を全焼して堂内の重要文化財「木造地蔵菩薩立像」(鎌倉時代)にも
大きな損傷を与えてしまった火災によって、
千年といわれる中島の松も枯れてしまいました。
以前の姿を出来る限り残したといわれる本堂ですが、
記憶とはかけ離れた佇まいになっていました。
諸行無常。
▲
by junko73oz
| 2011-04-16 07:23
| 11・春・京都と山陰で・・・
岩井窯

以前からこの方の土鍋が気になっていて他の作品も実際に見てみたいと思っていた
山本教行さんの岩井窯(鳥取県)を訪ねてみました。
山本教行さんは、バーナード・リーチ氏との出会いによって陶芸家を目指し
出西窯(島根県)で修行された後この場所で作陶を続けられている作家さんです。
日用品としての用を満たす器の形状や触覚を重んじる民芸運動の流れをくむ作家さんですから
生活雑器としての器のデザイン・使用感については歴史が裏づけしているといってよいでしょう。

岩井窯は広い中庭を囲むようにいくつかの建物がゆったりと配置されていて
沖縄で訪れたことのあるいくつかの工房を思い出すような
のどかだけれど端正な印象の場所でした。
その建物の一つで先ずはドライブの疲れを癒す美味しいあんみつをいただきました。

そして奥様が手作りのかんきつ類のピールを運んできてくださり
いただいてみましたがこれが又さっぱりとした甘さでとても美味しく
残りをお土産に頂戴して帰りました。

シンプルですがきちんと主張のあるデザインで使い勝手のよさそうな器が沢山。


好みの作品は沢山ありましたが、
作家さんの工房を訪ねて一番好きになったものを一つ手に入れて楽しむ
そんなテンポがよいと思いますので、
何年がかりかでやっと実物に出会えたあの土鍋!を選びました。
作家さんご本人は残念ながら銀座松屋での個展のため上京中でご不在でしたが、
奥様がいろいろお話をしてくださいました。
食事どころや甘味処なども、ご家族で経営していらっしゃるようで
なんともうらやましい暮らし。
楽しい時間をすごさせていただきました。
▲
by junko73oz
| 2011-04-14 23:22
| 11・春・京都と山陰で・・・
京の春

今年も両親とともに、さくらを訪ねる旅をしてきました。
当初の目的地は山陰でしたが、道中で京の桜と都をどり見物も。
嵐山の見物は早朝に限ると日頃より思っていますので、今回も六時過ぎに到着するようにしました。
降っていた小雨も丁度止んで、滴をたたえたさくらの美しさを楽しみました。

平安神宮は今まで朱色の神殿を眺めるだけでしたが、神苑の栖鳳池にかかる泰平閣の美しさに初めて触れました。

一つだけ願い事を書いた薄紅色のおみくじを結びつけると、桜の花が咲いたように。
平安神宮の花みくじです。

紅しだれの下に、白無垢の花嫁姿が映えます。
お幸せに。

京の桜といえばやはり紅しだれ。
夢もいざよう紅さくら。

甲部歌舞練場では都をどりが開催中です。

芸妓さんの立礼式のお手前です。
半東さんはだらりの帯でおひきずりの舞妓さんでした。

団子つなぎの茶碗と皿で供せられるお薄と薯蕷饅頭。
お皿はお土産としてお持ち帰りできます。
あんこが美味しいなと思ったら、虎屋さんのでした。納得です。

都をどりは、よーいやさぁー
かわいい掛け声で幕が開き、美しい京の四季絵巻が繰り広げられます。

初めて都をどりを見た父も綺麗なもんだねと、楽しんだようでした。
しかし、我相方はほとんど寝ていました。
和の綺麗どころには興味がうすいようでした。
この後は村上重にお漬物を買いに行って、
年に一度は食べることになっている大阪粉浜の愛しのお好み焼きやさん「白樺」で満腹までお好み焼きと焼きそばを食べた後、くるみ餅を三皿平らげて長い一日が終了。
って事はなく、大阪の親友と気絶寸前の夜中までおしゃべりして、ヘロヘロになってホテルに帰って爆睡しました。
なかなか会えなかった親友とたっぷりおしゃべり、東京での緊張気味の日々から一寸開放されたひと時でした。
一日で三日分くらい遊びました。
▲
by junko73oz
| 2011-04-12 22:30
| 11・春・京都と山陰で・・・
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by junko73oz
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